マネーストックとは

明日10日午前5:00(日本時間)発表予定のニュージーランド政策金利では、引き続き利下げが予想されているようだが、市場への折込具合を確認しながら取引に望みたい。発表後、展望等コメントが出されると思うが、内容に注意したい。このような為替相場で取引をするならFX1000通貨を有効につかったほうがいいだろう。

マネーストックとは?

ここのところ、経済学者の間で、中央銀行は金融政策を通じてマネーストック(マネーサプライ)をコントロールできるのか、できないのかということが議論になっています。
アメリカのウォール街

 

マネーストックとは、『「金融部門から経済全体に供給されている通貨の総量」を示す統計です。具体的には、一般法人、個人、地方公共団体などの通貨保有主体(=金融機関・中央政府以外の経済主体)が保有する通貨量の残高を集計しています。』(日本銀行)と定義されており、経済活動が活発化すると増加します。

 

マネーストックが大幅に増加すると、インフレを助長しますので、中央銀行はマネーストックの伸びを注視しながら金融調節を行います。中央銀行が直接コントロールできるものは、マネタリーベースです。これは、流通通貨と準備預金の合計額です。中央銀行は資金需給を調節することで流通通貨量を調節するとともに預金準備率を変更することで、マネタリーベースに直接影響を与えます。これがそのままダイレクトにマネーストックの反映されれば簡単なのですが、経済の状況によってマネーストックとマネタリーベースの比率(貨幣乗数または信用乗数)は変化します。

 

次のグラフを見てください。
グラフ1 http://mpse.jp/tkymail/c.p?52c6n3C1KGr

グラフ2 http://mpse.jp/tkymail/c.p?72c6n3C1KGr
グラフ3 http://mpse.jp/tkymail/c.p?92c6n3C1KGr

グラフ4 http://mpse.jp/tkymail/c.p?b2c6n3C1KGr

 

3のグラフはマネタリーベースの急増はマネーストックの伸びに結びつかない証拠のようなグラフですね。しかし、日本銀行がマネタリーベースを大きく拡大させた時期(2002年から2006年)は、デフレの克服、円高の是正を掲げてドル買い介入が行われた時期(2002年5月から6月、2003年5月から2004年3月)と重なりますね。

 

日本銀行はマネタリーベースを拡大させましたが、マネーストックの伸び率は変わらず、結果として貨幣乗数が大きく落ち込むことになりました。そして、日本銀行がマネタリーベースを落としたことで、巡航速度に戻ったように見えます。

 

もしここでマネタリーベースを減らさなければ、2006年以降マネーストックの伸びは加速し、今頃はデフレから脱却出来ていたかも?知れないですね。

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基準値は、前日の高値、安値、NY市場の終値をもとにしています。

 

H:ハイ・ブレイクアウト・ポイント(新しいトレンドの発生の可能性)
R:レジスタンス(上値の目途)

S:サポート  (下値の目途)
L:ロー・ブレイクアウト・ポイント(新しいトレンドの発生の可能性)

 

 

 <ドル/円><ユーロ/円><ユーロ/ドル><ポンド/ドル>
H    83.649   115.965     1.41021   1.62950

R2   83.255   115.598     1.40459   1.62530
R1   82.962   115.266     1.39743   1.62070

 

基準値 82.568   114.899    1.39181  1.61650

 

S1   82.275   114.567     1.38465   1.61190
S2   81.881   114.200     1.37903   1.60770

L    81.588   113.868     1.37187   1.60310

今週の為替相場の注目すべき売り買いポイント。FX投資家の方、必見です。今週末の中国預金準備率引き上げ観測が噂される中、本日発表された豪州の1月住宅ローン約定件数や投資貸付が予想や前回の結果を下回り、先週発表された住宅建設許可件数と同様に、これまでの利上げによるマイナス面が浮き出た格好となった。早期の利上げ観測が一旦は遠のきつつある。